6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その21)

DolphinのPMS-061ユニットを使ったボイド管スピーカもそのままの外観ではボイド管の文字が見えてチョッとみっともないので、外観のお化粧をしてみました。
お化粧といってもボイド管部分にカッティングシートを張っただけですが、そのままでは下地の文字が透けてしまうので貼る前にボイド管に下塗り塗装をしておきます。同色の水性白ペイントでざっと塗っておけば良いので、こちらは仕上がりなどは気にする必要は無いので塗装も気楽です。
ついでに吸音材をもう少し詰め足して組み立て直しました。まあ基本構成は変わらないので音の方も同じかと思いますが、気分的に少しスッキリした様にも思います。音質的には尖った所がなく、チョッと落ち着き過ぎかもしれませんが、これはこれで良いのかも。このタイプとしてはこれで完成です。
この記事へのコメント
このユニットのインパルス波形を測定することは可能ですか?
分割振動しないとなると、相当きれいな波形になるのではないかと思います。
このユニットのインパルスも取っていますが、マンガーの様に完璧というほどではありません。通常のシングルコーンより良いですが、高域の共振は残っています。
この辺は島津さんも仰っているように多モードの複雑な共振が抑えられることにポイントがある様なので単純にインパルスからだけでは判断できないと考えています。
奥が深いですね