ND105-4(その4)

今年も夏は異常に暑くオーディオも半分お休み状態ですが、その中でも少し試してみたかったのがポールスピーカのネットワーク化です。
以前に作っていたDaytonAudioのND105-4とPARCのDCU-T114Sの2Wayですが、その時は手軽にアナログチャンデバによるマルチアンプで駆動していたのですが、やはりチョッと特殊なドライブですしUniWaveのネットワーク化の印象が良かったので、こちらもネットワーク化を試してみることにしました。
クロスは同様に2.5kHzあたりにしていますが、元の各ユニットの特性が素直でないので定数的にはかなり特殊ですし、手持ちのパーツで組んだのであまり皆さんの参考にはならないので回路は載せていはいません。構成的には通常のリンクウィッツライリーの2次に近くなる様にしています。
バッフルステップ補正も入れていますが、低域の盛り上がりはこのスピーカ自体の特性もあるので小型ながら結構低域は充分に出ています。それでも低域上昇は150Hz以下なのでそれほど銅間声にはならずあまり癖っぽくないので好感が持てます。
まあマルチからネットワークに変更してもそれほど大きな変化はなかったようですが、解像度は落ちてもまとまりは良くなった様に思います。

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この記事へのコメント
スピーカー再生技術研究会のオフ会は久しぶりでしたが、いつもながら皆さんの力作にも感心しました。
生録ソースの再生も会場との相性もあって好評頂いたのはなによりです。ただ配布の件は録音がクローズドなユーザーグループによる私的録音なので残念ながらお分けすることはできません。よろしく。
ご推奨の良いソフトが有りましたら宜しくお願いいたします。